Rokid スマートAIグラス

投稿者:UMEZAWAGEN

購入までの道のり

AI談義メンバーの内野さんは2023年にRay-Ban Meta(Gen1)が米国でリリースされた際に速攻で渡米して入手していた。
そのついでにApple Vision Proを買ってきてもらって当方も恩恵に預かった。

両者で技適の特例申請をしたりで盛り上がったが、どちらも国内未発売ということもあり、すっかり忘れていた。
月日も過ぎて・・Ray-Ban Meta Gen2が出たぞ・・Even G2が面白そうだ・・とかそんな話をしていたら私のタイムライン上にやたらとMakuakeでやっているスマートグラスのクラファン広告が出るようになり・・

Rokid・・知らないメーカーだが、なかなか便利そうなので人柱になるか・・ということで発注。
いつものことでバックしたことを忘れた頃の2026年6月に到着。

到着

開封したところ、パッケージなどは凝っているが、本体が黒いセルフレームが野暮ったく感じ、実際に装着した際も重さを感じた。いつの間に内野さんが購入していたEven G2はスマートな印象で羨ましく感じた。

「普段使い」への道

普段メガネを利用している当方はメガネの上から装着したので余計重たく感じる・・
眼鏡店に勤務経験があるスタッフの猪飼さんに聞いたところ、インサートレンズというものを使えば、直接装着して使えるそうでそれを作ってくれる店舗を探した。 問い合わせたほとんどの店に断られ、Rokid公式が掲載している銀座のJUNGINZAのみ対応してくれる様子であった。
予約が取れるのが1ヶ月後でがっくり来たが「日常使い」を目指すなら購入するしかない・・ということでレンズを作っていただいた。
同店はRokidだけでなく、XREALやVITUREといった様々なスマートグラス用のレンズ制作を請け負っているようで救世主のようなお店であった。
届いたレンズはフラットレンズという非球面のレンズで驚いたことにカールツァイス製であった。
ZEISSなんてカメラや顕微鏡のレンズでしか見たことない。

付属品で充実していたのは予備バッテリーや充電ケース。
初期のAndroid端末のようにとにかく常用してもらうぞ!という意地を感じる。
(最後のセクションで充電へのこだわりをご紹介)

高級そうなレンズ
レンズの手前に装着する

実用してみる

早速装着して暮らしてみたところ、Slackの通知を受けたり、翻訳をしたり便利な機能が多かった。
特に面白かったのが音声コマンドで「これ何?」と尋ねることで視界内にある物体や景色をAIが解析して解説してくれる機能。 まだ現場で役立ったことはないが、楽しい機能。

翻訳機能で映画などの音声を日本語字幕にしたり・・も良好。

ナビゲーションも簡易な表示だが実用十分である。
同機能はGoogleMapsの機能に依存するため、さほど違和感がなかった。
ナビゲーション中に案内が停止してしまうケースが何度かあった。

画像解析機能

気づいた点

  • レンズの反射が気になる
    ディスプレイの視認性や解像度は申し分ないのだが、後ろからの光が反射するため利用する環境によっては見えにくいケースがある。
  • 思ったよりバッテリーは持つ
    外付けバッテリーもあるが、内蔵バッテリーのみでの運用でもさほど困らない。
  • スピーカーの音漏れ
    メガネのツルの部分にスピーカーが内蔵されており、音声が流れるがそれなりに音漏れするため、電車内などでは気になるかもしれない。
  • 母艦(スマートフォン)が必須
    利用にはRokidの専用のアプリケーションを介してのインターネット接続が必須となる。スタンドアローンでは何もできないと思って良い。
  • カメラ機能が便利
    12MPカメラはそこそこ高画質で動画(10分間)・静止画を撮影できるため、ペットや子どもなどを違和感なく撮影できる点が便利。記録データはスマートフォンの専用アプリケーションでダウンロードできる。
母艦のスマートフォンアプリ
車中の視点を撮影

話題性十分!もう一台買う→すぐに旅立った・・

手元において「普段使い」を目指したが、周囲から貸してほしいとの依頼が殺到してしまい・・実用できる時間が限られてしまった。
まだ購入できたので追加で発注。しかし・・話のネタに国会議員の某先生にご紹介したところ「それ欲しい!」とのことですぐに売れてしまった。

便利な使い道を発見

弊社の「Qumowill AI Manual」はXRゴーグルで撮影した動画をAIで解析して、説明動画とPDFマニュアルを作成できるサービスなのだが、XRゴーグルよりも装着感が自然なRokidを使うことで、マニュアル撮影がとても捗ることに気づく。
現在はとある都立高校の協力を得てマニュアルの作成実験を行っている。

開発もできるぞ

OTGケーブルで接続することで、オリジナルのアプリケーションが導入できる。
Kリレーションズの小林さんがカメラを利用したアプリを何本か開発している模様。

OTGケーブルで開発したアプリをインストールできる